ウェットタイプとドライタイプ
ウェットタイプクリーニング
一般的にシートやカーペットに染み込んだ汚れを洗い出す為に約60℃の温水を使ってシートを洗浄するホットリンサーは大量の水分を使用します。システムとしての濯ぎが出来るので、汚れ落ちや風合いといった点で優れていますが、完全乾燥までの時間は1日~2日と掛かってしまいます。ただし、汚れの酷い部分にピンポイントで使用するのであれば乾燥時間の問題もクリアーできるかもしれません。
ドライタイプクリーニング
少量の水分で、汚れを効果的に分解し、除去する為にトルネーダーを使用します。通常のバキュームでは除去することが難しかった花粉やアレルゲン物質も、超微粒子化された洗浄剤が繊維の奥まで入り込み、汚れを効果的に叩き洗浄します。
出張施工向けのルームクリーニング
短時間かつ様々な作業条件下で行う出張クリーニングでは、濡れてしまった車内を充分に乾燥させる事は難しく、生乾きの状態では除菌・消臭剤を使用した場合に液剤の性能を十分に発揮させることが出来ません。除菌・消臭剤の使用を前提とした出張施工であれば、車内に湿気を持ち込みにくいドライタイプのルームクリーニングがベターです。工場に数日預かって完全乾燥が可能であればウェットタイプのルームクリーニングがベストです。
定期的なクリーニングと除菌・消臭を!
ルームクリーニングは、一度綺麗に清掃し除菌すればよいものではありません。
『シートに多くの汗が付着した夏の終わり』・『湿気の多い梅雨時』等々に、定期的にクリーニング・除菌・消臭を行うことをお勧めします。